訪問看護業務で意識しておきたいことと言えば?
- コラム
訪問看護業務で利用者の方の身の回りのお世話をしていると、ついつい何でもやってあげたいという心理が働きます。
訪問看護業務の基本指針として自立支援があります。
つまり、全てをサポートするのではなく、自分でできるところは自分でできるようにするといった目的もあります。
利用者の方が何もかも看護士にお願いできると思ってしまうと、自分でできることさえ任せてしまうことがあります。
それでは、自立心が芽生えませんし、むしろ退化してしまいかねません。
24時間訪問看護師がサポートできるわけではないですから、日常生活を始め、身の回りの事はできるだけ自分でできるようなサポートも意識するべきでしょう。
例えば、着替え。
看護士が手伝わなくてもボタンを外したり、チャックを外すくらいはできる利用者もいます。
そういった利用者に対しては、無理に全てをサポートするのではなく、自分でできるところは自分で行ってもらうようにしましょう。
もちろん利用者の方の体調や持病によってはできないことがありますから、そういった事は積極的にサポートしていきます。
何ができて、何ができないのかといったものは、事前に情報を入手することができますので、しっかりとそういった利用者一人ひとりの特徴を理解しておくことも重要です。
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