終末期の看護で看護師が意識したいこととは?
- コラム
終末期の看護では、患者さんとそのご家族の気持ちに寄り添うことがとても大切です。
終末期のケアでは「その人らしさ」を尊重することが大切です。
一般的な健康面を考えたアドバイスを送るのも悪くないのですが、それより本人やご家族が希望するものを優先したほうが精神的な部分も含め、結果的に満足度が高かったり、心の安定につながります。
食事や日常のルーチンなど、患者さんが自分のペースで生活できるようにサポートすることを心がけましょう。
そのため、看護師としては普段から患者さん自身の気持ちをしっかりと理解することが大事。
「〇〇さんにとっては、この方法がいい」などと、個別の考え方が望ましいです。
また、ご家族も納得できる適切なサポートを提供することが重要です。家族がどのように患者さんを支えたいか、どのように最期の時間を過ごしたいと考えているのかを理解し、希望に寄り添う形で支援しましょう。
もちろん、患者さんができる限り穏やかに過ごせるよう、医療チームと連携して、最適な治療やケアを提供する努力を怠らないようにしましょう。
終末期の看護は感情的に大きな負担がかかることがありますが、心地よい環境を作ることを意識しましょう。
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